ドジャースタジアムで行われた今シーズン最初の本拠地での試合には5万人を超える観客が詰めかけ、試合前のセレモニーで大谷選手の名前がコールされるとひときわ大きな歓声があがりました。
さらに2番・指名打者で先発出場した大谷選手が1回、ノーアウト一塁の場面で打席に向かうと、地元ファンが一斉に立ち上がり大きな拍手で大谷選手を迎え入れました。
その最初の打席で大谷選手は低めの変化球をうまく引っ張りライト線に運んで長打としました。
二塁を回ったところで挟まれてタッチアウトになったものの本拠地での初ヒットはツーベースでした。
ドジャースが3対0とリードした3回の第2打席はしっかりとボールを見極めてフォアボールを選ぶと、続く3番・フリーマン選手に今シーズン1号のツーランホームランが出て追加点につながりました。
5回の第3打席はライト前ヒット、7回の第4打席は空振りの三振でした。
この試合、大谷選手は3打数2安打、フォアボールが1つで移籍後初の本拠地での試合で複数安打をマークしました。
大谷選手の活躍もありドジャースは7対1で勝ちました。
大谷「冷静に打席に入れている 大きな声援で気合いが」
大谷選手は試合直後、グラウンド上でインタビューに応じ「勝ててよかったし自分の打席にも落ち着いて入ることができたのでよかった。ボールもよく見えていると思うし比較的、冷静に打席に入れているので、このままあしたの試合に臨めればいいかなと思う」と話しました。
また、地元のドジャースファンについて聞かれると、「敵のときは怖いですが味方では頼もしい。自分の打席でも大きな声援をもらって気合いが入りました」と笑顔で話していました。